技術コラム

オゾン(O3)とは、酸素原子が3つ結合した酸素の同素体です。強力な酸化作用を持つことから、殺菌、脱臭などに用いられます。

細菌やウイルス、有機物などに触れると、相手を酸化させて酸素に戻るため、有害物質を残留させない殺菌方法として、医療機器の殺菌にも使用されています。また、無機材料の酸化処理や除電、集塵など、工業的な場面でもオゾン発生装置は広く使用されています。

オゾンには独特の匂いがあり、人体には有毒です。濃度の濃いオゾンを大量に吸い込むと、喉や気管に刺激を感じます。そのため、除電や殺菌などでオゾンを使う現場では、人体に安全なオゾンの濃度が定められています。

オゾンは、電極間に酸素を充満させて高電圧を印加し、無声放電を生じさせて発生させます。無声放電によって生じた電子を酸素分子にぶつけ、酸素を原子に分離します。さらに酸素分子と酸素原子、電子が結合することでオゾンになります。

松定プレシジョンは高圧電源の老舗として、試験に便利な卓上サイズの高圧電源から、オゾン発生装置に組込んで使えるモジュール型高圧電源まで、オゾン発生器に適した電源を幅広く取り扱っています。

オゾン発生の原理
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