技術コラム

PET (positron emission tomography) とは、陽電子放出断層撮影の略です。放射性物質とブドウ糖を含む薬剤を体内に入れると、ブドウ糖を含んだ薬剤は代謝の活発ながん細胞に集まります。これをCTで撮影し、体内のがん細胞に目印を付け、画像化する装置をPETスキャナーといいます。

PETスキャナーではシンチレーターという放射線を光に変換する物質を利用した、特殊なカメラが使われます。シンチレーターで発生したわずかな光をカメラで捉えて増幅し、見やすく分かりやすい画像にします。

シンチレーターから発された光を電子エネルギーに変換するにはさまざまな方式があり、I・I(Image Intensifier/イメージインテンシファイア)やPMT(Photomultiplier tube/光電子増倍管/フォトマル)を使用したり、APD(Avalanche photodiode/アバランシェフォトダイオード)やMCP(Micro-channel plate/マイクロチャンネルプレート)を使用したりします。これらの検出器を使用する場合、100~5,000Vの高電圧を必要とします。松定プレシジョンでは、PETスキャナーに使用できる、高圧電源を数多く取りそろえています。

PETスキャナー
関連ワード:
  • I・I
  • PMT
  • APD
  • MCP
  • シンチレーター
  • 放射線
  • CT