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吸煙・脱臭・クリーン関連。快適な環境を作るためのにおいの基礎知識

2016.05.17

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におい

私たちの周りには様々な「におい」が存在し、人によって感じ方も違います。例えば、タバコの煙のにおいが好きな人や嫌いな人がいたりします。
香水は一般的に良いにおいですが、強すぎると不快に感じるということもあるでしょう。におい分子は40万種類以上あるといわれており、濃度や混じりあう事によって「におい」を強く感じたり、中和され感じなくなったりします。




におい物質の濃度とにおいの感じ方

ある物質が空気中に蒸発して気化した状態のものを人間が吸って「におい」として感じるわけですが、その濃度はごく微量で単位をppmで表します。ppmとは100万分の1のことで、例えば0.1ppmの成分のガスを10m3の空気から集めても気体の体積で1cm3、これを揮発する前の液体にすると5mg程度にしかなりません。
また、興味深いことに、空気中のにおい物質の濃度と「におい」として感じる強さとは比例関係にはなりません。これは人間の感覚によるもので、におい物質と濃度の「におい」として感じる感覚量は、ウェーバー・フェヒナーの法則に従うといわれています。
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この法則から、におい物質の濃度が半分になっても「におい」の強さは15%程度しか減少せず、におい物質の濃度を90%減少させてやっと1/2の「におい」の強さになることが分かります。

nioi_04.jpg悪 臭

作業現場における悪臭は、はんだの煙や樹脂のにおい、溶剤や薬品のにおいといったものが主なものではないでしょうか。 悪臭物質には様々なものがありますが、においの物質によっては健康障害を発生させる恐れがあります。このようなにおいを吸い続けると、肝臓障害、腎臓障害、貧血、皮膚や粘膜の炎症などを引き起こす事があり、それに伴って「疲れやすい」、「だるい」、「頭が痛い」、「めまいがする」などの症状が現れます。また、煙などの粒子は、喘息などの肺疾患やアレルギーを引き起こす原因となります。長時間同じにおいをかぎ続けているとにおいを感じなくなる事があります。これは鼻が慣れるという状態なのですが、鼻が慣れた状態であっても脳は悪臭によって強いストレスを受けるといわれています。このように、悪臭は人の心身に対して悪い影響を及ぼします。



においを広げない

においは、微量でも広がってしまうと強く感じますから、発生源から広げないようにする事が大切です。そのためには、においが発生するところを密閉する、清掃を徹底する、といった対策が有効です。
発生したにおいを密閉できない場合は脱臭装置によってにおいを除去する、あるいは排気装置によって排気します。
※有機溶剤などは使用する量や種類によって管理方法や作業方法が法令で定められていますので、法令に従って管理、使用して下さい。

活性炭とにおい

昔から活性炭はにおいをとるのに利用されてきました。なぜ活性炭でにおいが取れるかというと、活性炭の表面ににおい分子が引き寄せられ吸着されるからです。活性炭の表面には網目状に微細孔(直径10~200Å)が構成されており、その微細孔が大きい表面積(500~2500㎡/g)を作って、におい分子がその表面に吸着されるのです。わずか1gの活性炭でその表面積は最大で50m×50mにもなります。このように広い表面積を持つため、活性炭 には強い脱臭能力があるのです。

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