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10進数

10進数とは、0から9までの数字を使って数を表す方法です。英語ではdecimal numberと呼びます。

16進数や2進数との変換
2進数 16進数 10進数
0 0 0
1 1 1
10 2 2
11 3 3
100 4 4
101 5 5
110 6 6
111 7 7
1000 8 8
1001 9 9
1010 A 10
1011 B 11
1100 C 12
1101 D 13
1110 E 14
1111 F 15
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16bit

16bitとは、16桁のビット(=2の16乗)で数を表現する方法です。また、16bitは2Byteで、10進数表記での最大数は65,536になります。
デジタル計測と分解能 ~IoTの基礎(1)~

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16進数

16進数とは、0から15までを一つの桁として扱う表現方法です。0から9までは数字で、10から15までをアルファベットで表します。16進数の16を基数とよび、英語では hexadecimal numberとよびます。

10進数や2進数との変換
2進数 16進数 10進数
0 0 0
1 1 1
10 2 2
11 3 3
100 4 4
101 5 5
110 6 6
111 7 7
1000 8 8
1001 9 9
1010 A 10
1011 B 11
1100 C 12
1101 D 13
1110 E 14
1111 F 15
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32bit

32bitとは、32桁のビット(=2の32乗)で数を表現する方法です。また、32bitは4Byteで、10進数表記での最大数は4,294,967,296になります。
デジタル計測と分解能 ~IoTの基礎(1)~

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API

APIとは、Application Programming Interfaceの略称で、アプリケーション間の連携を行う為の仕組みです。

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BCD

BCDとは、Binary-coded decimalの略称で、日本語では2進化10進数と呼ばれています。10進数の数を各桁ごとに2進数の4桁で表現する方法です。
例えば、1,234は、
0001 0010 0011 0100
と表現されます。

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bps

bpsとは、bit per secondの略で1秒間に送信できるデータ量を表す通信速度の単位です。
G3規格のFAXは、14.4kbps
スーパーG3規格は、33.6kbps
無線LANのIEEE802.11は、2Mbps
無線LANのIEEE802.11aは、11Mbps
無線LANのIEEE802.11bは、54Mbps
無線LANのIEEE802.11gは、54Mbps
無線LANのIEEE802.11nは、65Mbpsから600Mbps
無線LANのIEEE802.11acは、433Mbpsから6.93Gpbs
有線LANは、100Mpbsや1Gbpsの規格が使われています。

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CAN

CANとは、Controller Area Networkの略で、ドイツのボッシュ社が開発したシリアル通信規格です。車載機器の通信に使われています。

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Digit

Digitとは、数字の桁のことです。電源や計測器では、フロントメータの表示桁を表す場合に 3 1/2 digitのように表現されるます。精度や確度の誤差を表現する時は、最下位の桁の1カウント分を意味します。

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EtherNet/IP

EtherNet/IPとは、CIP(産業用共通プロトコル)に標準Ethernetを適用した産業ネットワークの中でも世界的に普及しているプロトコルの一つです。
技術コラム:産業用ネットワークと電源機器の制御

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GPIB

GPIBとは、General Purpose Interface Busの略称で、コンピュータと計測器や電源などとのインターフェイスとして開発された通信規格です。GPIBケーブルは、ピギーバック構造となっており、GPIBバスに複数の計測器等をデイジチェーン接続することができます。計測器ではメジャーな通信規格でしたが、最近はあまり使われていません。

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I2C

I2CとはInter-Integrated Circuitの略で、マスター機器とスレーブ機器の通信を行うシリアル通信バスです。2本の信号線で通信出来ます。

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Industrial 4.0

インダストリー4.0(Industry4.0)とは、製造業のオートメーション化やデータ化、デジタル化を目指す「第4次産業革命」を意味し、2011年にドイツ政府が打ち出した政策のことです。
第4次産業革命は、Internet of Things(IoT)、Machine to Machine(M2M)、クラウドコンピューティング、コグニティブコンピューティング、人工知能(AI)、サイバーフィジカルシステム (CPS)など、製造技術や製造プロセスにおける自動化やデータ交換の流れを意味します。

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IoT

IoTとは、Internet of Thingsの略称で、インターネットを経由してセンサーなど様々な機器からデータを収集したり制御したりすることを表します。多くの情報をあつめることで、ビックデータとして活用することが期待されています。

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IVI

IVIとは、Interchangeable Virtual Instrumentの略称で、日本語にすると「取り替え可能な仮想計測器」となります。ソフトウェアの互換性を高めるために、計測器メーカーなどが集まって計測器のドライバ規格を定めています。このドライバは、IVI-CとIVI-COMの2種類のドライバがあります。松定プレシジョンでは、IVI-CとIVI-COMの両方に対応したドライバを提供しています。

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LabVIEW

LabVIEWとは、National Instruments社が提供する計測器などを制御するためのグラフィカルプログラミングツール(開発環境)です。グラフィカルなUIで電源や計測器の制御用アプリケーションをローコードやノーコードと呼ばれるような開発ができます。

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LAN

LAN とは、Local Area Network( ローカルエリアネットワーク / 構内ネットワーク)の略称です。

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LXI

LXIとは、LAN eXtensions for Instrumentationの略称で、計測器をLANで制御するための通信規格です。松定プレシジョンでは、LXI規格に対応した直流電源を製造・販売しています。
Official website:https://www.lxistandard.org/
松定プレシジョンのLXI対応製品

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M2M

M2Mとは、Machine to Machineの略で機械と機械の間で情報のやりとりを行う通信を表しています。概念的な言葉なので特に決まりがあるわけではありません。類似の言葉にIoTがありますが、M2Mは通信をインターネットに限定していません。

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MATLAB

MATLABとは、サイエンティストやエンジニアが使うMathWorks社の数値解析ソフトウェアです。電源や計測器などのハードウェアを制御しデータ収集することもできます。
https://jp.mathworks.com/products/matlab.html

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Modbus

Modbusとは、Modicon Inc.(現在は、AEG Schneider Automation International S.A.S.)社が開発したPLC用の通信プロトコルです。仕様が公開され無料で利用できることから産業用電子機器の通信で普及しています。物理レイヤが既定されていないので、イーサネットベースのModbus/TCPも普及しています。
詳しくは、技術コラム:産業用ネットワークと電源機器の制御をご覧ください。

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Nominal(Nominal Value)

Nominalとは、公称のことです。Nominal Valueは、設計に基づく基準値や公称値を表します。

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NULL

NULLとは、何もデータや値の入っていない状態のことです。

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OSI参照モデル

OSI参照モデルとは、コンピュータの通信を7階層に分類したモデルのことです。
OSIは、Open System Interconnectionの略称です。

第7層 - アプリケーション層
第6層 - プレゼンテーション層
第5層 - セッション層
第4層 - トランスポート層
第3層 - ネットワーク層
第2層 - データリンク層
第1層 - 物理層

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PLC

PLCとは、Programmable Logic Controllerの略で機器や設備の制御装置のことです。リレー回路が元になっているため、プログラミング言語は、図記号を用いてラダー図で表現されます。

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PMbus

PMbusとは、Power Management Busの略称で、I2C通信を使った電源の監視や制御を行うプロトコルです。デジタル制御の組込み電源モジュールやバッテリーなどに搭載されている場合があります。

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PROFIBUS

PROFIBUSとは、RS-485を使った産業用の通信規格です。
詳しくは、技術コラム:産業用ネットワークと電源機器の制御をご覧ください。

日本プロフィバス協会の公式サイト:http://www.profibus.jp/index.html

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PROFINET

PROFINETとは、産業用イーサネットの一種です。PROFIBUS協会が規格の運用を行っています。
詳しくは、技術コラム:産業用ネットワークと電源機器の制御をご覧ください。
https://www.matsusada.co.jp/column/network_control.html

日本プロフィバス協会の公式サイト:http://www.profibus.jp/index.html

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Python

Pythonとは、最近人気のプログラミング言語で、コードをシンプルに記述することができます。汎用的なプログラミング言語ですが、AI(人工知能)の開発で注目されています。

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RS–232C

RS–232Cとは、PCとモデムなどの外部周辺機器をつなぐシリアル通信の規格です。LANやUSBがなかった時代に普及していた通信規格で、2400bpsや9600bpsなどの通信速度で使われていました。通信線が差動信号ではなくシングルエンドのため、伝送距離も短くノイズに弱いという問題があります。また接続台数も1:1のため1ポートに1台の接続に限られています。
機器間の通信速度(ビット/秒、bps)やデータビット、パリティ、ストップビット、フロー制御などの設定を揃えておかないと通信出来ません。

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RS–485

RS–485とは、EIA-485とも呼ばれるシリアルバス通信の規格です。RS-232Cの問題点を改善した通信規格で、信号が差動(平衡伝送方式)のため、10Mbpsの通信速度、1.2kmの長距離通信に対応しています。また、N:Mの接続に対応しているのでマルチドロップと呼ばれる接続や使い方に対応しています。CC-Linkの物理層は、RS-485に準拠した通信プロトコルになっています。

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SCPI

SCPIとは、「Standard Commands for Programmable Instruments」の略で、計測器や電源などの制御用コマンド言語です。SCPIは、スキッピーと呼ばれ、異なる計測器メーカーでも同じように使える、コマンド、文法、データ構造を定義しています。多くの測定器がSCPIに準拠したコマンドを使用しており、弊社でもSCPIとオリジナルコマンドを選択して使用できるようにしています。
松定プレシジョンでは、直流電源PRK/PRKJシリーズなどで対応しています。

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SMbus

SMbusとは、System Management Busの略称で、I2C通信を使ったシステムマネージメント用のプロトコルです。システム内の、温度やFAN、電圧などの監視を行うのに用いられています。

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SPI

SPIとは、Serial Peripheral Interfaceの略で、コンピュータ内部や基板内、ユニット内等短距離で使われるシリアル通信規格です。
信号は、
SIMO(Slave In Master Out)
SOMI(Slave Out Master In)
SCLK(Serial Clock)
SS(Slave Select)
などと呼ばれています。

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TCP

TCPとは、Transmission Control Protocolの略称でインターネットの通信で標準的に使用されているプロトコルの一種です。ユニキャストと呼ばれる1対1のコネクション型通信で、HTTPやFTP、POPなどの上位レイヤーの通信プロトコルで利用されています。
TCPの仕様は、「RFC793 TRANSMISSION CONTROL PROTOCOL」などから「RFC 9293 Transmission Control Protocol (TCP)」に統合されました。

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Typical(Typical Value)

Typicalとは、データシートなどでスペックの代表値を表す場合に使われる「代表的(標準的)」を指す言葉です。Typ.と略される場合もあります。

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UART

UARTとは、Universal Asynchronous Receiver/Transmitterの略で汎用非同期送受信の規格です。

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UDP

UDPとは、User Datagram Protocolの略称でインターネットの通信で標準的に使用されるプロトコルの1種です。このプロトコルは、マルチキャストやブロードキャストと呼ばれる通信で、複数の機器に音声や映像などのデータを送信する場合に用いられます。

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USB

USBとは、Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)の略称で、シリアルバス通信の規格です。USBは、PCなどのホストと受動的に動作する周辺機器のデバイスをつなぐ通信です。
USB Implementers Forum: https://www.usb.org/

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USBCDC

USBCDCとは、USBのクラス(プロトコル)の1種で、Universal Serial Bus Communications Device Classの略称です。USBCDCプロトコルは、RS-232CをUSBで代替する仮想COMポートのために定義されています。

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USBTMC

USBTMCとは、USBのクラス(プロトコル)の1種で、Universal Serial Bus Test & Measurement Classの略称です。この通信規格は、電源や計測器などをVirtual Instrument Software Architecture(VISA)を用いてGPIBの様に制御するために定義されています。

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VBA

VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略で、マイクロソフト社のExcelやワードを使ってアプリケーションを開発するプログラミング言語です。

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VISA

VISAとはVirtual Instrument Software Architectureの略で、 パソコンと計測器の間で通信を行う際、物理的なインターフェースに関係なく同じソフトウェアで制御できるようにした規格を意味します。カード会社と区別するために、VISAライブラリやVISA通信などとも呼ばれています。

パソコンと計測機器をつなぐインターフェースには、LANやUSB、GP-IB、RS-232Cなどがあります。これらのインターフェースは、物理的な形状が異なるだけでなく、それぞれが特有の設定を持っているため、パソコン側ではそれぞれに対応するソフトウェアが必要になります。

そのため、複数のインターフェースを同時に使用しようとすると、多くの労力や知識が必要でした。

この問題を解決するのがVISA通信です。VISA通信では、インターフェースの種類に関わらず、同じソフトウェアで制御できるため、ライブラリを分けたり、それぞれ個別のソフトウェアを用意したりする必要がなくなります。これにより複数の機器を同時に扱う際の労力を減らし、より簡単に扱えるようになります。

しかし全てのインターフェースや機器に対応している訳ではないことや、機器によっては個別の設定が必要になるケースもあるため、注意が必要です。

National Instruments https://www.ni.com/
Keysight Technologies https://www.keysight.com/
Tektronix https://www.tek.com/
VISA|電源 用語集|松定プレシジョン
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Visual Basic

Visual Basicとは、マイクロソフト社の提供する統合開発環境(IDE)であるVisual Studioに含まれるプログラミング言語です。
https://visualstudio.microsoft.com/

LXI対応製品では、IVIドライバに同梱のプログラミングガイドでVisual Basicを使った電源制御のプログラミング方法を解説しています。

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Visual Basic .net

Visual Basic .netとは、マイクロソフト社の提供する統合開発環境(IDE)であるVisual Studioに含まれるプログラミング言語です。
https://visualstudio.microsoft.com/

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Visual C#

Visual C#とは、マイクロソフト社の提供する統合開発環境(IDE)であるVisual Studioに含まれるプログラミング言語です。
https://visualstudio.microsoft.com/

LXI対応製品では、IVIドライバに同梱のプログラミングガイドでVisual C#を使った電源制御のプログラミング方法を解説しています。

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Visual C++

Visual C++とは、マイクロソフト社の提供する統合開発環境(IDE)であるVisual Studioに含まれるプログラミング言語です。
https://visualstudio.microsoft.com/

LXI対応製品では、IVIドライバに同梱のプログラミングガイドでVisual C++を使った電源制御のプログラミング方法を解説しています。

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アンダーフロー

アンダーフローとは、浮動小数点の指数部の桁の下限を超えた場合に発生するエラーです。

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エミュレーション

エミュレーション(エミュレータ)とは、別の機器を模倣して動作することです。他社のコマンド言語で動作するようにしたり、古いプログラムを動作させるために使用される互換モードでの動作のことです。

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エラートラップ

エラートラップとは、あらかじめ予想されるエラーに対して対策をすること、もしくはエラー対策のプログラムです。エラーの処理や例外処理は、エラーハンドリングとも呼ばれます。

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オーバーフロー

オーバーフローとは、変数の範囲を超えた値が入った場合に発生するエラーのことです。また、指定されたメモリ領域を超えて書き込まれることもオーバーフローとよばれ、特にバッファ領域の場合は、バッファオーバーフローとよばれます。数値を扱う場合の型やオーバーフローが発生した場合のエラー処理など注意が必要です。

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キャラクタ

キャラクタとは、非常に多くの意味をもと言葉ですが、コンピュータでは文字をさす言葉として使われています。変数の型で一文字分の文字コードを格納するChar型は、characterの略称です。

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キュー

キューとは、先に入ったデータを先に出すデータ構造のことです。FIFO: First In First Outや、LILO: Last In Last Outとも呼ばれています。

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コマンド言語

コマンド言語とは、コンピュータや周辺機器に命令をするための言語です。一般的な例は、コマンドプロンプトで使えるDOSコマンドやPowerShellのコマンド、サーバーなどのSSH接続によるシェルスクリプトなどです。
周辺機器の場合は、メーカー独自のコマンド言語が実装されています。
松定プレシジョンの機器は、オリジナルのコマンド言語やSCPIのコマンド言語が実装されています。以前は、Windowsに含まれていたハイパーターミナルを用いてコマンドの送受信を行い制御することが出来ました。

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コンテナ

コンテナとは、プログラミングでアプリケーションやアプリケーションを動かすためのミドルウェア、ライブラリがセットになったものを表します。一般的に、「コンテナ」とは「Dockerコンテナ」のことで、Docker社が開発した仮想環境(Docker)で動作するユニットのことです。Dockerは仮想マシンよりも軽量で動作するという特徴があります。

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サブセット

サブセットとは、全体の一部分の集合のことです。機能を絞った簡易版プログラムを指すこともあります。必要な機能やデータだけをサブセット化しプログラムやデータを軽量化する場合に用います。

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スタック

スタックとは、後から入ったデータを先に出すデータ構造のことです。LIFO: Last In First OutやFILO: First In Last Outとも呼ばれています。

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ストリング

ストリングとは、ひもや弦のことですが、コンピュータやプログラミングでは文字列のことをさします。また、変数の型では、Stringは文字列型のことです。

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ソケット

ソケットとは、機器間の通信を行うための形式で、TCP/IPのソケット通信のことです。主にクライアントとサーバー間での通信に利用されます。Winsock (Windows Sockets API, WSA) を使ってプログラミングすることが出来ます。

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デバッグ

デバッグとは、プログラムや電子機器に含まれる欠陥を見つけ取り除くことです。動作テストや検証で見つかった問題を、デバッグにより欠陥箇所を特定し、修正するのがデバッグです。

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ドライバ

ドライバとはデバイスドライバの略で、コンピューターの内部や外部に接続した機器を制御や操作するためのソフトウェアです。パソコンなどのコンピューターに接続される計測機器や表示機器などのデバイス(ハードウェア)は、それぞれ固有の機能や制御仕様をもっています。

そのため、これをコンピューター側のオペレーティングシステム(OS)で制御するためには、機器とコンピューターの間を橋渡しするソフトウェアが必要になります。これがデバイスドライバです。

デバイスドライバは、機器やOSによって変わるため、それぞれの機器とOSに合わせて開発、インストールされます。キーボードやマウスのように、あまり多くの機能を持っておらず、汎用性の高い機器については共通仕様である標準ドライバで制御できるケースもあります。

しかし、計測機器のような家庭やオフィスなどで一般的に使われない機器の場合、標準ドライバでは制御できないケースがほとんどです。そのため機器を導入する際には、使おうと思っているコンピュータのOS用にその機器のデバイスドライバが用意されているかを確認する必要があります。

ドライバ|電源 用語集|松定プレシジョン
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バイト

バイト(Byte)とは、情報の単位で、8bit=1Byteとなります。さらに大きな単位としてキロバイト(KB)やメガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)も使われています。本来SI接頭語のK,M,G,Tは10の整数乗を意味しているが、コンピュータでは、1KBを2の10乗=1024Byte、1MB=1024KB、1GB=1024MBとして扱われることが多いようです。

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パケット

パケットとは、通信での送受信データのかたまりのことです。インターネットの通信では、送信データはIP(インターネットプロトコル)によってパケットに分割して送信されます。パケットの最大サイズは、MTU(最大伝送単位)によって決められ、最大1,500に制限されています。

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パリティ

パリティ(Parity)とは、コンピュータの通信で誤り検出に使われる技術です。送受信されるデータの正しさを確認するために付与されるビットをパリティビットとよびます。他にも通信データの誤りを検出する方法としてチェクサムやCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査) がある。

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ビット

ビット(bit)とは、情報を表す最小の単位です。0と1で表現される2進数の1桁を意味します。

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プログラミング言語

プログラミング言語とは、プログラムを記述するためのルールです。コンピュータへの命令を書きやすくするために作られた仕組みです。
機械語やアセンブリ言語といった「低水準言語」と、C言語やJAVAなどの「高水準言語(高級言語)」に分類できます。
プログラミング言語は、プログラミングツールを指す場合もあります。

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プロトコル

プロトコルとは、通信を行うための手順や規則を定めた規格のことです。
IP:インターネット・プロトコル、RFC791
TCP:トランスミッション・コントロール・プロトコル、RFC793
UDP:ユーザ・データグラム・プロトコル、RFC768
HTTP:ハイパー・テキスト・トランスファー・プロトコル、RFC7231
などインターネット技術に関する標準化は、IETF(Internet Engineering Task Force)https://www.ietf.org/ が発行するRFC(Request for Comments)で行っています。

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ボーレート

ボーレート(baudrate)とは、変調回数を表す値のことです。ボーレートの単位は、ボー(baud)ですが、WindowsのCOMポートでは、ボーレートの設定項目の単位にbpsが用いられ同意的に使われています。

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マスタ/スレーブ

マスタ/スレーブとは、マスター機が命令を出し、スレーブ機が命令に従い動作する主従関係の動作方式のことです。
マスターは主人、スレーブは奴隷を意味することから、廃止する動きが広まっています。代わりに、「primary/secondary(プライマリー/セカンダリー)」「leader/follower」「primary/replica」「primary/standby」などの使用が推奨されています。

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ライブラリ

プログラム言語におけるライブラリ(library)とは、特定のプログラムを定型化して他のプログラムから引用できる状態にし、さらにこれを複数集めたファイルのことです。

一般的にライブラリとは図書館や書架を意味する言葉です。本を集めて、取り出しやすい形で並べることで、いつでも読めるようにしているように、プログラムにおいても、システムのプログラムが、ある汎用的な機能のプログラムを引用しやすいよう、複数集めてファイルにしているのです。

プログラミングにおいては、この引用された機能が部品のように作用し、引用先のプログラムで活用されます。

例えば、フォントを追加すると、ワードだけでなく、エクセルや他のアプリケーションなどでも共用出来るデータがライブラリです。計測器では、VISAライブラリなどが使われています。

またC言語では、"#includ <stdio.h>"などの様に、標準ライブラリ(ヘッダーファイル)を取り込んでプログラミングを行います。ライブラリは、単一の機能を持つシンプルなライブラリから、複数の機能を持つ複雑なライブラリまで様々です。

EMC|電源 用語集|松定プレシジョン
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ラダー/ラダー言語

ラダーとは、「はしご」のことです。ラダー言語は、論理回路を制御するためのプログラミング言語の一種です。PLCの動作を記述する手法として使われています。

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ラッパー

ラッパー(Wrapper)とは、包装紙などのことで、プログラミングでは、元の関数やライブラリを覆い隠すことを指します。例えば、ハードウェアやOSに依存する部分の関数にラッパーを使うと移植性や流用性が高まります。

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ワード

ワードとは、プログラミングで情報量を表す単位の一種です。

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引数

引数(ひきすう)とは、プログラムで関数やサブルーチンに渡す値のことです。

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丸め誤差

丸め誤差とは、数値計算の桁の都合で端数を処理することにより発生する値のズレのことです。これは量子化誤差の一種で、有効桁以降を「四捨五入」や、「切り捨て」、「切り上げ」で丸めることにより発生します。

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桁落ち

桁落ちとは、浮動小数点の演算で計算結果の有効桁が少なくなることによる誤差のことです。ほぼ等しい値の減算や、絶対値がほぼ等しく符号の異なる値の加算を行った場合に発生します。

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産業用イーサネット

産業用イーサネットとは、工場内のネットワークや工場内で使われるシステム、装置などに用いられるイーサネットのことです。一般的なLANよりも同期性やリアルタイム性、冗長性が高くなるようなプロトコルとなっています。
産業用イーサネットの例
EtherNet/IP
EtherCAT
PROFINET
ModbusTCP
技術コラム:産業用ネットワークと電源機器の制御

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通信ポート

通信ポートとは、機器間でデータを受け渡しするための物理的な入出力インターフェースです。LANポートやUSBポート、COMポートなど通信用の差込口を表す総称として使われています。単に「ポート」や「インターフェースポート」、「ネットワークポート」、「コンピュータポート」とも呼ばれる場合もあります。
「ポート」、「ポート番号」と呼ばれる場合は、TCP/IP通信のトランスポート層のプロトコルで用いられる番号を示す場合があります。

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通信速度

通信速度とは、機器間のデータを送受信する時間やデータの量を表す言葉です。bpsなどの単位で表します。

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同期

同期とは、信号のタイミングが合っていることや合わせることです。計測機や制御では、基準となる信号に合わせて動作することが非常に重要になる場合があります。また、デジタル信号や映像信号なども同期信号に合わせることで正しく通信が行えます。クロック信号は、同期を取るために使われクロック同期と呼ばれます。クロック信号線を使わず、スタートビット、ストップビットによる同期をとる場合は、調歩同期と呼びます。

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浮動小数点

浮動小数点とは、数の型を表す表現方法の1種で、仮数部と小数点の位置を表す指数部に分けて表現されます。

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変数

変数とは、プログラミングで用いられる、不特定な値のデータを入れる場所のことです。変数とは逆に決まった値の場合は、「定数」とよびます。プログラミングで変数を使う場合、型の宣言を行う必用があります。(必用のないプログラミング言語もあります。)

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変数の型

変数の型とは、変数の中に入るデータの形式や範囲のことで、プログラミングで変数を使う場合は、あらかじめ変数の型を宣言しておく必要があります。

型の種類は、プログラム言語に依存しますが、整数型のIntegerや、浮動小数点数型のfloat、文字列型のStringなどがあります。

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戻り値

戻り値とは、関数やサブルーチンから戻ってきた結果の値のことです。

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