医療用のX線検査装置と工業用(産業用)のX線検査装置は,以下のような点が異なります。
- 医療用X線検査装置は人体の検査に特化している為、X線管の電圧や電流がある程度一定で使用される。
- 医療用のX線検査装置は、被検体の被ばくを出来るだけ少なくするためX線の照射時間が短い。
- 医療用のX線検査装置は、フィルムやイメージングプレート、FPDなど大面積の検出器が使われる。
- 工業用のX線検査装置は、サンプルにより、X線の強度や拡大率などが異なるため、汎用的になっている。
- 工業用のX線検査装置は、X線が連続照射されリアルタイムで確認できる装置が多い。