(掲載:, M.P.)
誘電泳動(Dielectrophoresis: DEP)とは、生細胞などの誘電粒子が不均一電界に置かれた際に、DEP力(誘電泳動的な力)を受ける現象のことです。電荷を利用して分離を行う電気泳動とは異なり、DEPは粒子の誘電特性に基づいて作用するため、帯電した粒子のみならず、電気的に中性の粒子をも操作することが可能です。この汎用性の高さから、DEPは生物化学分野において不可欠な技術となっており、創薬や医療診断、細胞治療における細胞分離などに広く活用されています。
- 参照:「細胞分離」
粒子操作に必要となる特定のDEP力を発生させるには、電界の振幅と周波数を精密に制御する必要があります。粒子の挙動は周波数に依存し、それによって正のDEP(pDEP)と負のDEP(nDEP)を切り替えることができるため、本アプリケーションでは高電圧アンプが極めて重要な役割を果たします。高電圧アンプを用いることで、効果的な粒子操作に不可欠な「高速かつ高電圧のAC波形」による電極駆動が可能になります。
- 関連ワード:
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- 細胞分離
- 電気泳動
- キャピラリー電気泳動 (CE)
- ゲル電気泳動
- 創薬
- 医療診断
- 細胞治療
- DEP力(誘電泳動力)
- 周波数依存性