最適なX線強度は、撮影する試料によって大きく異なります。最適なX線管電圧がわからないサンプルを撮影する場合は、まず低い管電圧のX線を照射し、徐々に電圧を上げます。撮影画像のヒストグラムが、全体の80%くらいで撮影するとサチレーション(サチュレーション、白飛び)もなく見やすい画像となります。 検査箇所のコントラストが低い場合、ガンマ補正やガンマカーブの調整、ヒストグラムの平坦化を行うと見やすくなります。 松定プレシジョンのX線検査装置一覧へ X線非破壊検査関連機器 関連コラム X線検査装置の正しい選び方 X線の測定原理 X線検査装置の安全な使い方 放射線の人体への影響とX線装置の安全性を解説 放射能と放射線、放射性物質はどう違う?