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よくあるご質問(Q&A)

最小でどれくらいの解像度(ボクセルサイズ)まで観察できますか?

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X線CTスキャン装置 よくあるご質問

松定プレシジョンが提供するMicro-CT装置では、お客様のニーズに応じて幅広いラインナップを揃え、空間分解能はミクロンオーダーでの観察が可能です。

CTにおける解像度の指標として「ボクセルサイズ」が用いられます。ボクセルとは、Volume(体積)とPixel(画素)を組み合わせた造語で、3Dデータにおける最小単位の立方体(サイコロ)を指します。このボクセルのサイズが小さければ小さいほど、より微細な構造を詳細に捉えることができます。

この高い解像度を実現しているのが、松定プレシジョンが世界に誇る自社開発のマイクロフォーカスX線源技術です。X線CTの解像度は、X線源の焦点サイズ、X線源から対象物までの距離、対象物から検出器までの距離の関係(幾何学拡大率)によって大きく左右されます。X線の発生源である焦点サイズが小さければ小さいほど、拡大撮影をしても像のボケが少なく、シャープで鮮明な画像を得ることができます。

もちろん、常に最高の解像度が必要なわけではありません。広い範囲を素早くスキャンしたい場合や、そこまで微細な構造を見る必要がない場合は、意図的にボクセルサイズを大きく設定し、スキャン時間を短縮することも可能です。お客様が「何を見たいのか」「どの程度の詳細さが必要なのか」に応じて、解像度、撮影時間、撮影領域のバランスを最適化した条件をご提案できるのが、X線技術のプロフェッショナルである松定プレシジョンの強みです。

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