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よくあるご質問(Q&A)

X線防護についてどのような対策がなされていますか?

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X線CTスキャン装置 よくあるご質問

お客様の安全は、私たちの製品設計における最優先事項です。松定プレシジョンのX線CT装置は、日本の「電離放射線障害防止規則(電離則)」をはじめとする国内外の厳しい安全基準をすべてクリアしており、オペレーターが特別な資格を持つことなく、安全に日常業務でご使用いただけるよう、万全のX線防護対策が施されています。

  • 堅牢な防護筐体(シールドボックス):

    装置全体は、X線を外部に漏らさないよう、鉛などで十分に遮蔽された金属製の筐体で覆われています。これにより、装置の稼働中でも、外側の漏洩線量は法律で定められた基準値(1μSv/h以下)を大幅に下回るレベルに抑えられており、周辺環境への影響は全くありません。これは、自然界に存在する放射線レベルと同等か、それ以下の極めて安全な水準です。

  • インターロック機構:

    装置のドアには、安全のためのインターロック機構が複数備わっています。万が一、X線照射中にドアを開けようとしても、瞬時にX線の発生が停止するフェイルセーフ設計となっています。ドアが完全に閉まっていない限り、X線を照射することは絶対にできません。

  • 装置状態表示灯:

    装置の前面には、X線が照射中であることを警告する表示灯を備え、視覚的に明確に知らせます。装置のステータスを表示する役目もあります。

  • 非常停止ボタン:

    緊急時には、オペレーターが非常停止ボタンを押すことで、即座に装置の全機能を停止させることができます。

これらの多重の安全対策により、弊社のX線CT装置は、装置の外側に放射線の管理区域を設定する必要がありません。お客様は、一般的な生産設備や検査装置と同じ感覚で、安心して日常の業務にご利用いただけます。

万全の安全対策を施していますが、より安全な運用やX線装置の理解の為に、「エックス線作業主任者」の取得をお勧めしています。

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