用途・事例

イメージインテンシファイア(I·I)は、微弱な光やX線、粒子線などで作られた像の明るさを、数千~数万倍に増幅する装置です。主にX線を可視化する「X線I·I」と、蛍光などの非常に微弱な光を可視化する「MCPI·I」があります。X線は入力蛍光面で光に変換された後に、光電陰極(フォトカソード)で電子に変換されます。X線I·Iでは、光電面から放出される電子を加速し、フォーカス電極と陽極電源で集束させて出力蛍光面に結像させます。

電子を集束、結像させるために、電極では静電レンズを使用します。X線I·Iは主に産業用非破壊検査装置、医療や歯科用レントゲン、X線イメージングなどで利用されます。MCPI·Iでは、蛍光などの微弱光を光電陰極で電子に変換し、マイクロチャンネルプレート(MCP)で電子を増幅します。その後、増幅された電子がスクリーンとなる蛍光体に衝突し、画像を出力します。

光電陰極からスクリーンまでの電子の移動は、それぞれの素子の間に高電圧を印可し、電界を作ることで行います。MCPI·Iは科学技術、バイオテクノロジーでの微弱光計測、警備監視、軍事用途の暗視管などで利用されます。

松定プレシジョンでは、X線I·Iで電子を集束、加速させたり、MCPI·Iに使用させたりするための高圧電源をラインナップ。絶縁やフローティングを行うための電源も取り揃えております。最近は半導体式のX線FPDや高感度CMOSのナイトビジョンなどが普及しています。

イメージインテンシファイア
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