卓上ハイパワー
マイクロフォーカス
X線検査装置

[precision µB4600]

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precision μB4600は、汎用性の高い卓上型X線検査装置です。X線管は60kV、90kVから選択でき、カメラも150万画素と300万画素をラインアップしているため、検査対象の材質や厚みに応じて最適な構成にカスタマイズできます。

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管電圧: 90kV　管電流: 150µA　モニタ増倍率: 136倍

卓上装置ながらハイパワーX線管搭載で高い透過力を実現

管電圧 90 kV　焦点径 100 µm

卓上機では透過力不足で観察が困難だったアルミダイカストの欠陥観察や、金属ケース内の組立品の観察、溶接欠陥など金属内部の観察なども可能になります。また、自社製の高安定長寿命高圧電源を使用することで、安定したX線を照射可能になり、ハイパワーでも安定したきれいな画像が取得できます。

装置サイズ W685mm×D750mm×H565mm/試料ステージ-ステージサイズ X330×Y340mm/回転ステージ-ステージサイズ X135mm×Y30mm

コンパクトなボディなのに
大きな試料ステージを搭載

大型ステージを搭載

置サイズW:685 × D:750 × H:565mmとコンパクトでありながら、X:330 × Y:340mmの大型ステージを搭載しています。
Mサイズの電子回路基板の検査を始め、ケーブル付きのコネクタなど、観察箇所は小さくても試料自体が大型なものも装置内に収めて観察が可能です。また、標準添付の回転ステージに付け替えることで試料を360°回転できるため、部品の重なりを避けて観察や、部品の接合面やクラックの向きに合わせて観察が可能です。

ステージを手動操作できるから誰でも簡単に扱える

手動操作でステージを動かせる

正面の大型窓から試料を見ながら、手動レバーでダイレクトにステージを動かす事ができるので、検査したい位置へワークをスムーズに移動させることができます。また、X線を照射しながらリアルタイムに透過画像も観察出来るので、位置合わせも簡単です。
制御ソフトも初心者に優しい簡単な操作画面のため、X線を初めて使用する人も導入したその日のうちに検査を開始できます。

お客様の用途に合わせて選べるX線管とカメラ

Ｘ線管とカメラを選べるため、検査したい試料に合わせたスペックを選択できます。

• 検査試料に応じた選択例

ケーブルの断線確認：ミニフォーカスX線管(60kV) + 150万画素カメラ = precision µB4600-LP60
コネクタのカシメ確認：マイクロフォーカスX線管（90kV）+ 150万画素カメラ = precision µB4600-LM90
樹脂成型品の0.1mmのボイド観察：マイクロフォーカスX線管（60kV）+ 300万画素カメラ = precision µB4600-LF3M60

• **ラインナップ表**
型名		X線フォーカスサイズ	管電圧	管電流	カメラ	最大検査視野範囲
標準モデル	precision µB4600	ミニフォーカス 100 µm	90 kV	0.5 mA	150 万画素 (標準品)	X58 × Y51 mm
【X線管】オプションモデル	precision µB4600-LP60	ミニフォーカス 50 µm	60 kV	1 mA
	precision µB4600-LM60	マイクロフォーカス 5 µm	60 kV	150 µA
	precision µB4600-LM90	マイクロフォーカス 5 µm	90 kV	150 µA
【X線管 + カメラ】オプションモデル	precision µB4600-LF3P60	ミニフォーカス 50 µm	60 kV	1 mA	300万画素 (オプション)	X94 × Y53 mm
	precision µB4600-LF3M60	マイクロフォーカス 5 µm	60 kV	150 µA
	precision µB4600-LF3M90	マイクロフォーカス 5 µm	90 kV	150 µA