用途・事例

極細繊維とは絹以上に細い繊維と定義され、ナノファイバーともよばれます。従来のような熱可塑性ポリマーだけでなく、アルミナや酸化ジルコニウム、酸化チタンといったセラミックナノファイバーも作られています。ナノファイバーはフィルター や高性能マスク、防護服、再生医療など幅広い分野で活用されています。

ナノファイバー作製法の一つとして、エレクトロスピニング法が挙げられます。エレクトロスピニングは電界紡糸法ともよばれ、ポリマーをはじめとしたさまざまな材料をナノファイバーに紡糸することができます。電界紡糸では直径50~500nmの極細繊維が生成でき、かんたんな操作で紡糸できるという特徴があります。

電界紡糸ではポリマー溶液または溶融ポリマーをシリンジに入れ、高電圧をかけながらポリマー溶液を射出します。このとき電圧がしきい値を超えると、電荷の反発力がポリマー液滴の表面張力に打ち勝って、電荷を帯びた噴流が発生します。この噴流を集積することで極細ポリマー繊維が形成されるのです。

エレクトロスピニング 電界紡糸

エレクトロスピニングは、10kVから30kV程度の正極出力の直流高圧電源が多く使用されています。
帯電させたい高分子溶液、繊維の太さ、ターゲット電極へ飛ばすスピードよっては50kV以上の高圧、負極の高圧電源や高圧アンプが必要とされる場合もあります。

松定プレシジョンはエレクトロスピニング用高電圧電源の販売実績も数多くあります。詳しくは営業所へお問い合わせください。

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