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用途・事例

パルス静電応力法(PEA法)とは、絶縁体や誘電体内部の電荷分布を測定する方法です。測定対象物の両側を電極で挟み、高電圧のパルスを加えることにより、内部の電荷が振動します。この振動をセンサーでとらえ、信号の大きさが電荷の量として測定できます。また、パルスとセンサーでとらえた信号の時間のズレから、電荷の位置情報を知ることが出来ます。

IECには、IEC TS 62758:2012 Calibration of space charge measuring equipment based on the pulsed electro-acoustic (PEA) measurement principle という規格があり、日本にも電気学会の電気規格調査会(JEC)に、パルス静電応力法による空間電荷分布測定の校正法(JEC-TR-61004-2012)という規格が制定されています。弊社の高圧電源は、パルス静電応力法の高電圧のバイアス電源としてご利用いただいております。

関連ワード:
  • 誘電体
  • 絶縁材料
  • 電荷分布
  • 高電圧
  • 直流高電圧送電(HVDC)