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コンパクトサイズ
高速・高電圧アンプ

ハンディ型高速高電圧のオペアンプ電源

  • 出力電圧:±0.5~±4kV
  • 出力電流:10~80mA
  • 出力電力:20~40W
  • 最高75kHzの高速応答
CEマーク
一部モデルのみオプションにて対応可能

卓上型コンパクトサイズ 高速・高電圧アンプ

HJOPSシリーズは、弊社の高電圧に関する永年の経験とノウハウをベースに完成された、ハンディ型高速高電圧のオペアンプ電源です。最高75kHzの高速応答で、入力波形に比例した正弦波、三角波、ノコギリ波および矩形波での高電圧出力が可能です。全機種オールソリッドステートで、出力電圧±0.5kVから±4kVまでをご用意しています。

特長

  • コンパクトサイズ
  • 最高75kHzの高速応答
  • 入力波形に応じた任意の波形出力が可能
  • DCバイアス設定(直流オフセット電圧の設定)
  • 3.5桁デジタルDC出力電圧計付き

用途

【重要】容量性負荷や放電を伴う用途でご使用の場合は、「容量性負荷や放電を伴う負荷について」を必ずご確認下さい。

  • ビーム偏向用
  • 電子写真プロセス
  • コロナ放電
  • 電気粘性流体
  • 絶縁耐圧試験
  • 放電管の点灯試験
  • 静電チャック
  • 各種静電試験

ラインナップ

モデル名 出力電圧
(kV)
出力電流
(mA)
出力電力
(W)
応答速度
(-3dB)
お問い合わせ
HJOPS-0.5B4 ‐0.5 ~ +0.5 kV 40 mA 20 W DC ~ 75 kHz 購入前 購入後
HJOPS-0.5B80 ★ ‐0.5 ~ +0.5 kV 80 mA 40 W DC ~ 75 kHz 購入前 購入後
HJOPS-1B20 -1 ~ +1 kV 20 mA 20 W DC ~ 40 kHz 購入前 購入後
HJOPS-1B40 ★ -1 ~ +1 kV 40 mA 40 W DC ~ 40 kHz 購入前 購入後
HJOPS-1.5B20 ★ -1.5 ~ +1.5 kV 20 mA 30 W DC ~ 25 kHz 購入前 購入後
HJOPS-2B10 -2 ~ +2 kV 10 mA 20 W DC ~ 18 kHz 購入前 購入後
HJOPS-2B20 ★ -2 ~ +2 kV 20 mA 40 W DC ~ 18 kHz 購入前 購入後
HJOPS-4B10 ★ -4 ~ +4 kV 10 mA 40 W DC ~ 9 kHz 購入前 購入後

★:オプション-CEにて、CEマーキング適合可能なモデルです。

仕様

入力電圧
標準: 85~264Vac 50/60Hz 単相
オプション: 100~240Vac ±10% 50/60Hz 単相
出力電圧制御
外部コントロール電圧 -10~+10V (入力インピーダンス10kΩ以上)

仕様については、こちらよりカタログをダウンロードの上、ご参照ください。

POWERスイッチ変更のお知らせ

2020年6月出荷分より、フロントパネルのPOWERスイッチを下図のように変更いたします。

変更前 変更後
押しボタンスイッチ
押しボタンスイッチ
シーソースイッチ
シーソースイッチ

オプション

-LCs

過電流値設定機能
外部電圧(+0.5Vdc~+10.5Vdc)により過電流保護の電流値を設定できます。
本オプションを選択した場合は、必ずこの外部電圧を印加した状態で本機の出力を行うようにしてください。
前面パネルのBNC端子を使用します。

-LN

出力自動復帰(旧:停電保護機能解除)
入力電圧に連動して本機の出力をON/OFFできます。

-L1

出力電流モニタ
-10V~+10V 前面パネルBNC端子より出力(出力インピーダンス1kΩ) (周波数帯域2kHzまで)
(-LCs:過電流値設定機能と同時に選択することはできません)

-L(5m)

出力ケーブル長変更
出力高電圧ノンシールドケーブルの長さが標準の1.5mから5mに変更となります。

-CE

CEマーキング適合
ラインナップの★のモデルが対象になります。
本製品は、お客様のシステムに組み込まれることを前提として設計されており、筺体への実装、ノイズ対策、適切な保護及び絶縁デバイスなどの条件下において、CEマーキングの要求事項を満たすように設計しています。従いまして、本製品を単独で使用されることは意図していません。

-LCsと-L1は同時に選択することはできませんのでご注意ください。

ご発注方法

ご発注時は、型名の後にオプション記号をつけてください。2つ以上のオプションを追加する場合は、2つ目以降のオプション記号”-L”を除外してアルファベット、出力ケーブル長の順に付け加えて下さい。ただし、-CEは末尾につけてください。
〈例〉 HJOPS-4B10-LCsN(5m) 、HJOPS-0.5B40-LN1(5m)

〈-CEオプションの例〉HJOPS-4B10-CE、HJOPS-0.5B80-LN1(5m)-CE

別売品

入力ACケーブル
【標準添付】
CABLE TYPE1
CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧: 125V/ 最大電流:10A
日本/北米向け
2.5 m
【別売】
200V入力時使用可能
CABLE TYPE3
CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧: 250V/ 最大電流:10A
欧州向け
2.5 m

※入力ケーブルの詳細はCABLEシリーズカタログをご参照ください。
入力ACケーブルは使用環境、地域に適したものをご使用ください。上記に該当する入力ACケーブルがなければ、お客様でご準備ください。

高電圧出力ケーブル
【標準添付】 CN-40-AHVP CN-40-AHVP 高電圧出力ケーブル
1.5m長
【標準添付】
-L(5m)オプション時添付
CN-40-AHVP(5) 高電圧出力ケーブル
5m長

※出力ケーブルの詳細はCNシリーズカタログをご参照ください。

信号発生器(ファンクションジェネレータ)

外形寸法

外形・寸法については、こちらよりカタログをダウンロードし、ご参照ください。

Tech Notes

高電圧アンプ

高電圧アンプ電源は、図のように入力信号を忠実に高電圧波形に変換する一種の増幅器です。近年、電子分野に限らず、高電圧アンプの需要は増え続け半導体、物理、化学、医療などあらゆる分野で、研究開発用、機器組込用、試験装置用にと欠かすことのできないものとなってまいりました。松定プレシジョンは高電圧技術を生かし、そうしたあらゆるニーズにマッチした高電圧アンプを数多く製作しております。

高電圧アンプ|松定プレシジョン

四象限出力

高電圧アンプは基本的に出力電流のシンク(吸い込み)機能があり、容量性負荷や誘導性負荷およびこれらの複合した負荷であっても、定電圧動作が可能です。
しかも高速に応答しますので、まさに理想的な電源と言えます。バイポーラ出力型のHJOPSシリーズは、四象限(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳエリア)フルに出力させることができます。

出力範囲

スルーレート

スルーレート|松定プレシジョン

HJOPSシリーズをはじめとした高速応答アンプの各モデルでは応答性をスルーレート(SR)で規定しております。従ってステップ応答は左図の様になります。スルーレートは単位時間当たりの電圧変化量でSR=dV/μsと表わされ、出力振幅が小さい場合には応答時間は短くなります。HJOPSシリーズでは、最大でSR=150V/μs以上を達成しています。

応答速度

定格抵抗負荷にて出力を正弦波でフルスイングさせた場合、入力周波数が速くなるとアンプが追従できず出力振幅が減少してゆきます。出力振幅が70%(=-3dB)になる周波数fcを以って応答速度としております。(図参照)
正確な出力波形を必要とされる場合には、使用周波数よりも十分に高い周波数帯域をもつ高電圧アンプを選択してください。通常、正弦波で使用する場合では3倍~5倍、矩形波で使用する場合では10倍くらい速い周波数帯域が必要です。周波数帯域が不足しますと、出力振幅が減少するだけでなく入出力位相差が大きくなりますので、出力波形をモニタして使用するなどの注意が必要になります。

応答速度|松定プレシジョン

ダウンロード

ダウンロードできない場合の解決方法

ダウンロードできない場合、以下の方法をお試しください。

  1. Ctrl+F5を押下し、WEBブラウザのキャッシュをクリアして、お試しください。
  2. WEBブラウザを再起動のうえ再ログインして、お試しください。
  3. ご利用のWEBブラウザを変更して、お試しください。
  4. パソコンを再起動し、再度お試しください。
  5. 別のパソコンで、再度お試しください。

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電源装置