用途・事例

X線源とは、X線を発生させる真空管のことです。X線管ともいいます。
X線を発生させるには、まずフィラメントに電流を流し、フィラメントを加熱します。するとフィラメントから熱電子が発生するので、それを高電圧で加速させ、陽極のターゲットに衝突させます。

X線のエネルギーは、X線管の管電流に比例し、管電圧の2乗に比例します。熱電子のうちX線となるのは1%未満で、そのほとんどが熱となります。

X線源は、密閉管タイプと、開放管タイプに分類できます。また、密閉管タイプはさらに、固定陽極タイプと回転陽極タイプに分類されます。また、電源の接続方式により陽極接地型や陰極接地型、バイポーラタイプなどの分類もされています。

X線源は、医療用のレントゲン装置やCT装置、工業用の非破壊分析装置、X線分析装置(XRF、XRD)などで利用されています。非破壊検査の分野では、より微細な検査を行う為にマイクロフォーカスX線管というX線管もあります。

松定プレシジョンでは、フィラメントの電源と、加速用の高電圧電源を一体化したX線管用の高圧電源を取りそろえています。また、高電圧部分や高温部分の操作や高電圧ケーブルの配線が必要なく安全にX線を発生させることができるX線管と高電圧電源を一体化したX線発生モジュールも用意しています。

X線源
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