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シーケンス機能搭載
四象限高速バイポーラ電源

DC~200kHzの高速応答
任意波形を高品位に生成
高精度シーケンス動作

  • 出力電圧 ±20V~±60V
  • 出力電力 400W~1200W

DC~200kHzの高速応答と高分解能シーケンス機能を備えた四象限バイポーラ電源

POEFシリーズは、電流の出力(ソース)と吸込(シンク)が可能な四象限高速バイポーラ電源です。DC~200kHz(定電圧モード時)の高速応答を実現しつつ、ファンクションジェネレータを内蔵して正弦波や方形波などの基本波形や任意の波形を生成することができるため、過渡応答試験から各種評価試験まで用途に応じて幅広く使用できます。また、高分解能のシーケンス機能も標準で備えているため、出力パターンを細かくプログラムすることも可能です。さらに、これらの波形生成やシーケンス設定などは全てフロントパネル上の簡単な操作で行えるため、多彩な機能を容易に使いこなすことが可能です。

特長

  • DC~200kHzのハイスピードを実現。
  • 電流の出力(ソース)と吸込(シンク)が可能な四象限動作。
  • 正弦波や方形波などの歪みのない波形を任意に生成できる。
  • 1024ステップの高精度シーケンス設定・動作が可能。
  • DC、ACの個別設定が可能。シンプルな操作性と相まって抜群の使いやすさを実現。
  • 定電圧(CV)と定電流(CC)の2モードで使用できる。
  • 同期運転で周波数の確度を一致させ(同期クロック)最大3台までの電源を同時に動作(同期トリガ)させることが可能。
  • デジタル通信により外部制御にも対応可能(オプション)。
  • 専用のコントロールソフトウェアを使用することにより電圧/電流16ビット、1周期の分解能1024の任意波を出力することが可能。

出力範囲

出力範囲

用途

  • カーナビ等車載電装品の電圧変動試験
  • バッテリ電圧変動試験(クランキング波形模擬)
  • 電磁石用定電流電源として
  • DCモータの試験用に
  • コンデンサのリップル試験
  • 磁性材料の特性試験
  • パルスメッキ用の高速電流源として
  • 二次電池の充放電試験
  • トランス、リアクトルの損失測定用に
  • ブレーカやリレーの過渡電流試験
  • 圧電素子の駆動用電源として
  • パワーコンディショナの評価試験

本製品はバッテリーの充放電用に設計された電源ではありません。 そのような用途には、専用に設計された直流充放電電源を別にラインナップしておりますので、どうぞお気軽にこちらからお問い合わせください。

ラインナップ

モデル名 最大出力 お問い合わせ
電圧 電流 電力
POEF20-20 ±20V ±20A 400W 見積り 購入前 購入後
POEF40-10 ±40V ±10A 400W 見積り 購入前 購入後
POEF60-10 ±60V ±10A 600W 見積り 購入前 購入後
POEF60-20 ±60V ±20A 1200W 見積り 購入前 購入後

※上記以外の出力仕様でも製作を承ります。こちらからお問い合わせください。

「高周波利用設備」該当品です

POEFシリーズは、電波法第100条の規定により総務大臣の使用許可を必要とする「高周波利用設備」に該当します。
(周波数10kHzで出力電力50Wを越えて使用する場合に必要)詳しくは、以下のよくあるご質問をご確認ください。

機能

基本波生成機能

正弦波、方形波、三角波などの基本波形生成機能を標準装備しています。設定可能な周波数は0.01Hz~2kHzにおよび、使用目的や用途にあわせて幅広くお使いいただけます。また周波数設定以外にも、振幅、開始位相(正弦波)、位相設定(正弦波)、デューティ比(方形波、三角波)などの基本的な設定や出力の立ち上り、立ち下りを任意に設定できるソフトスタート・ストップ機能も備えています。

開始位相 開始位相
ソフトスタート ソフトスタート

AC電圧 / 電流スイープ、周波数スイープ

ソフトストップ ソフトストップ

DC電圧 / 電流ランプ

用途

電源投入試験、モータなどの各種起動試験、波形変動試験など

シーケンス機能

ステップ時間、ステップ振幅、直流電圧(電流ランプ)、交流電圧(電流)スイープ、周波数スイープ、CV/CCモード、シーケンス終了設定、AC重畳、ステップジャンプ、ジャンプ回数などのプログラミングが可能なシーケンス機能を備えています。これにより自在な波形生成が可能になり、実験や評価、検証などの様々な用途にご利用いただけます。

わかりやすい画面で複雑なシーケンスも簡単に作成できます。
四象限高速バイポーラ電源・シーケンス作成画面1
四象限高速バイポーラ電源・シーケンス作成画面2
  • ステップ設定時間 0.1ms~1,000h(0.1ms単位)
  • 1プログラムにつき最大1024ステップ、CV/CCそれぞれに最大64プログラムの設定と保存が可能
  • 繰り返し設定回数 無限回、1回~10,000回
  • 複数のプログラムを連結させて動作させる事も可能
プログラムイメージ
プログラムイメージ

シーケンス機能を使用すれば以下のような複雑な波形も簡単に作成できます。

パルス電流変動 パルス電流変動
リップル電流重畳 リップル電流重畳
交流電圧変動 交流電圧変動
直流電圧遮断 直流電圧遮断

測定機能

基本波動作時にDC値、RMS値、AC値、最大値、最小値を測定する機能が搭載されていますので、DC ~120kHzまでの広い周波数帯域の測定が自動で行えます。また、4つの測定項目を同時に表示でき、各項目の設定も自由に行えます。オプションを選択する必要がなく、また用途に応じて簡単に設定の変更が可能です。

四象限高速バイポーラ電源・AC波形を測定のイメージ図
四象限高速バイポーラ電源・DC+AC波形の測定のイメージ図

時間同期運転(-LSo オプション)

最大3台までのPOEFを下記のように動作させることが可能です。

同期トリガ

マスタ機の操作だけで、1台または2台のスレーブ機の“出力ON/OFFタイミング”をマスタ機と一致させることができます。
出力ON時のマスタ機とスレーブ機の出力開始タイミングのずれは0.5μsec以下です。

※本オプション選択時は2台または3台用の「同期トリガ専用ケーブル」(2m長)が添付されます。

同期クロック

10MHzのクロックを入力することで、各機が搭載している発振器の個体差(一般的に数ppmから数十ppm)をなくし、各機の周波数確度やシーケンスステップ時間を完全に一致させることができます。
また、正弦波での出力時は各機に位相差を設定することも可能です。

※同期クロックに使用する同軸ケーブル(両端BNCコネクタ)は添付されませんので、別途ご用意ください。

※マスタ機で設定した“波形”をスレーブ機に同期させたい場合は、-LMsオプション(マスタースレーブコントロール)を選択してください。なお、-LSoオプションと-LMsオプションを同時に選択することはできません。

四象限高速バイポーラ電源・制限はで90dgeの位相差を設定するイメージ図

その他にも保護機能(カットオフ、リミッタ保護個別設定可)、キーロック機能、CV/CC切替、メモリ機能(99メモリ)を標準装備しています。

仕様

仕様については、こちらよりカタログをダウンロードし、ご参照ください。

オプション

-LGb ※1

GPIBインターフェース(2028年12月に販売終了予定)
リモート出力ON/OFF制御、電圧レンジ切替、電圧可変、周波数可変、ステータス、電圧および電流モニタ

-LGob ※1

光インターフェースボード+光ケーブル
光通信で絶縁コントロールします。光ファイバによる完全絶縁を行うため、サージや誘電雷、外来ノイズなどによる過渡現象などの誤動作を未然に防ぐことが可能です。リモート出力ON/OFF制御、電圧レンジ切替、電圧可変、周波数可変、ステータス、電圧および電流モニタ各種インターフェース(LAN、USB、RS-232C、RS-485、GPIB)の光変換はデジタルコントローラ「GPシリーズ」を参照してください。
(別途アダプタが必要になります。こちらからお問い合わせください。

  • -LGob: 光インターフェースボード + 光ケーブル2m長
  • -LGob(Fc5): 光インターフェースボード + 光ケーブル5m長
  • -LGob(Fc10): 光インターフェースボード + 光ケーブル10m長
  • -LGob(Fc20): 光インターフェースボード + 光ケーブル20m長
  • -LGob(Fc40): 光インターフェースボード + 光ケーブル40m長
-LMsm/-LMss ※3 ※4 ※5

パラレル接続
パラレル接続により出力電力を増やすことができます。オプション構成はマスタ機(-LMsm)1台にスレーブ機(-LMss)を最大3台まで接続することができます。(交流モードのみ)(組み合わせを変える場合は、工場での調整が必要です。)
それぞれ単相出力の交流電源としてもお使いいただけます。

-LN

出力自動復帰(旧:停電保護なし)
ACの入力電圧に連動して電源の出力をON/OFFできます。

-LPhu/-LPhv/-LPhw ※3 ※4 ※5

マルチ相接続
三相出力モードが使えます。各オプション付のSRKが各1台必要です。
それぞれ単相出力の交流電源としてもお使いいただけます。

-LSn ※2

ソフトリモートセンシング

-LUs1 ※1

USBインターフェースボード
リモート出力ON/OFF制御、電圧レンジ切替、電圧可変、周波数可変、ステータス、電圧および電流モニタ

-L1p3wm/-L1p3ws ※3 ※4 ※5

単相3線接続
単相3線出力モードが使えます。各オプション付のSRKが各1台必要です。
それぞれ単相出力の交流電源としてもお使いいただけます。

瞬停試験機能も別途対応しております。詳しくは営業担当またはこちらからお問い合わせください

  1. これらのオプションはいずれか1つの選択となります。
  2. 本オプションは、単相3線接続オプション(-L1p3wm, -L1p3ws)またはマルチ相接続オプション(-LPhu, -LPhv, -LPhw)と同時に選択することはできません。
  3. SRK4kは本オプションの対象外です。
  4. (-L1p3wm、-L1p3ws)、(-LPhu、-LPhv、-LPhw)、(-LMsm、-LMss)はいずれか1つの選択となります。オプションは各電源に必要です。
  5. インターフェースオプション(-LUs1、-LGb、-LGob)を使用する時はマスタ機(-L1p3wm、-LPhu、-LMsm)のみに付けてください。スレーブ機には不要です。

ご発注方法

ご発注時は、上記のオプション記号をアルファベット・AC入力順に型名の後につけてください。
〈例〉 SRK2k-LGob(Fc5)MsmNSn、SRK2k-LNUs11p3wm

別売品

AC単相用入力ケーブル(3芯タイプ)

SRK500
別売
入力電圧200V
CABLE TYPE5 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 25 A
2.5 m
別売
入力電圧100V
CABLE TYPE2 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 125 V
最大電流 15 A
2.5 m
固定長
SRK1.2k/SRK1.5k
別売
入力電圧200V
CABLE TYPE5 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 25 A
2.5 m
別売
入力電圧100V
CABLE TYPE5 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 25 A
2.5 m
SRK2k
別売
入力電圧200V
CABLE TYPE5 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 25 A
2.5 m
別売
入力電圧100V
CABLE TYPE11 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 30 A
2.5 m
SRK4k
別売
入力電圧200V
CABLE TYPE5 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 25 A
2.5 m
別売
入力電圧100V
CABLE TYPE12 CABLEシリーズ CABLEシリーズ 定格電圧 250 V
最大電流 60 A
2.5 m

電源/電子負荷用シーケンスソフトウェア

PSS2シリーズ
PSS2は、簡単な設定で松定プレシジョン製の各種電源や電子負荷、電源用デジタルコントローラをシーケンス動作させることができる専用ソフトです。電子部品のエージング試験やバーンイン試験、耐電圧試験、自動車電装品の耐久試験、断続/連続動作試験や各種シミュレーション試験などに最適です。
詳しくは、製品ページをご確認ください。

PSS2|電源用シーケンスソフトウェア|松定プレシジョン

外形寸法

外観図については、こちらよりカタログをダウンロードし、ご参照ください。

アンプの特性

立上り時間

(ステップ時間)・・・応答性を立上り時間で表現することもあります。(下図)
一般的に応答速度(=周波数帯域)fc(Hz)のアンプの立上り時間は tr≒0.35/fcで求められます。立下り時間 tf は tr と同じです。
周波数帯域:~30kHzの場合、tr=tf=約12µs ~20kHzの場合、tr=tf=約18µsとなります。

四象限高速バイポーラ電源・立上り時間のイメージ図

応答速度

正確な出力波形を必要とされる場合には、使用周波数よりも十分に高い周波数帯域をもつアンプを選択してください。
通常、正弦波で使用する場合では3~5倍、矩形波で使用する場合で10倍の速い周波数帯域が必要です。周波数帯域が不足しますと、出力振幅が減少するだけでなく入出力位相差が大きくなりますので、出力波形をモニターして使用するなどの注意が必要になります。

四象限高速バイポーラ電源・応答速度のイメージ図

容量負荷について

容量負荷の場合、発振を起こす場合があります。
その場合はパワー抵抗を出力に直列に挿入してください。
また、容量負荷では直列に挿入した抵抗と容量により周波数帯域が制限されますので注意してください。

誘導負荷について

CCモード時、誘導性負荷のインダクタンスによっては共振する場合があります。
その場合は、出力端子間にC-R直列回路を接続して共振を起こさないようにしてください。

ダウンロード

ダウンロードできない場合の解決方法

ダウンロードできない場合、以下の方法をお試しください。

  1. Ctrl+F5を押下し、WEBブラウザのキャッシュをクリアして、お試しください。
  2. WEBブラウザを再起動のうえ再ログインして、お試しください。
  3. ご利用のWEBブラウザを変更して、お試しください。
  4. パソコンを再起動し、再度お試しください。
  5. 別のパソコンで、再度お試しください。

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