precision μX8600は、BGAなどのICを実装したプリント基板の検査に有効なX線検査装置です。傾動機構付きカメラやターンテーブルにより、斜め観察や360°ビューなど多次元的な検査が可能です。これにより、多層基板、はんだボイド、THT部品のバレルフィル(はんだ上がり)など多様な対象を高精度に評価できます。
傾動カメラで多彩な撮影
X線カメラを傾けることで様々な角度から撮影可能、大型ステージを搭載しているため大きな試料にも対応
カメラを傾動させることで大きなワークも固定せずに斜めから観察可能です。 さらにターンテーブルを使うことにより、扉を開けてのワーク位置の微調整が不要で斜め観察を効率的に行えます。
傾動カメラ
ターンテーブル
管電圧:130 kV 出力:10 W
管電圧: 130 kV, 出力: 40 W
管電圧130kVの透過力
金属や樹脂で覆われた半導体パッケージや厚みのあるアルミダイカストなどの観察にも対応可能
パワー半導体やヒートシンクの付いた電子部品、肉厚なアルミダイカストなどの透過しにくいワークも130kVの透過力で観察可能です。
管電圧 130 kV 最大出力 40 W
管電圧: 90 kV 出力:18 W
業界最高クラスの高画質
高分解能300万画素カメラ、独自のX線画像処理技術、独自開発X線管によりこれまでにない高画質を実現
高分解能カメラ(14bit)、独自開発X線管、及び最新の画像処理機能HDR-Proを組み合わせることで、ダイナミックレンジの広い画像や鮮明な画像を取得することが可能に。不具合解析や検査作業の効率化につなげることができます。
最大視野範囲 X:51.9 mm × Y:29.3 mm
CT最大撮影領域 Ø:106.6 mm × L:22.1 mm
大きな開口部・大型ステージ搭載
X:400mm×Y:450mmの大きなステージを採用しており、大型基板などの大きなワークも搭載可能です。また広い開口部を確保することでワークの出し入れを楽に行え作業効率が向上します。
高分解能カメラ
300万画素(オプションで600万画素に変更可能)の高分解能カメラを搭載しており、より鮮明な画像を取得できます。
新開発 X線画像処理機能HDR-Pro搭載
従来よりも広いダイナミックレンジのX線画像を表現できるようになりました。明るすぎて白飛びしていた部分や暗くて濃淡のわかりにくかった部分がより見やすく表示されます。最適な画質のX線画像で観察できます。
メタルアーチファクト低減機能
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precision µX8600カタログ
更新日:2025/09/29 Rev 04
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マイクロフォーカス X線非破壊検査装置 総合ガイド
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マイクロビューX線CTガイド
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X線装置の基礎知識
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