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用途・事例

電流センサは電流を測定するセンサで、使用用途により数mAの小さな電流を測定するものから、数千Aという大きな電流を測定するものまで、さまざまな種類があります。さらに電流には直流と交流があります。そのため使用する電流センサを選ぶときは、用途によって最適な方式や構造の電流センサを選ばなければいけません。
たとえばCT方式電流センサでは、測定電流による磁束によって誘導された二次電流をシャント抵抗を用いて電圧と検出します。
またホール素子方式電流センサでは、電流が流れる導体の周囲に生じる磁界をホール電流検出器を用いたホールセンサで計測します。

電流センサ CT方式電流センサ
電流センサ ホール素子方式電流センサ

MI電流センサはアモルファスワイヤによる磁気インピーダンス効果を利用したセンサです。精度が高いのが特徴です。

電流センサ MI電流センサ

電流センサは機器の計測や評価に使うため、常に正しく動いていなければいけません。それを評価するのが電流センサ試験です。電流センサの評価では定電流で電流を流す電源が必要で、ノイズ(リップル)が少ない電源が必要になります。

電流センサ試験を行う際に使用する電源として、松定プレシジョンの電源が使用されています。松定プレシジョンの製品では出力電流が数mAから数千Aまで対応できる幅広いラインナップがあり、多種多様な電流センサの評価が可能となります。

  用途 特徴
CT方式電流センサ クランプ電力計 電源不要で安く、交流のみ測定可能
ホール素子方式電流センサ スマートフォンのレンズ 交流、直流ともに測定できる、発熱しない
MI電流センサ 太陽光発電、ドローン 感度が高く電力損失が少ない、非接触で測定できる
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