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用途・事例

熱電対は、異なる2種類の金属線を接触させ、その接点で発生する熱起電力により温度を測定するセンサーです。熱電対に熱起電力が発生する原理は、ゼーベック効果とよばれ工業用の温度センサーとして広く使われています。
2種類の金属の組み合わせにより測定できる温度の範囲が異なります。露出型のセンサーであれば、2種類の金属線の先端が接しているか目視でわかりますが、接点が保護管で覆われたものや、シース熱電対と呼ばれる物は、X線による透過画像検査でなければ内部の様子がわかりません。
松定プレシジョンのX線透過検査装置は、シース熱電対の内部や保護管で覆われた熱電対の状態や位置など、高精細なX線画像により検査することができます。また長尺の熱電対にも対応できる熱電対専用のX線検査装置もご用意しております。

熱電対のX線検査例
熱電対のX線検査例|松定プレシジョン

熱電対用にカスタムしたX線検査装置例

X線検査装置の側面から熱電対を挿入し検査が出来ます。

μnRay7600シリーズ 熱電対対応

関連ワード:
  • 熱電対
  • シース熱電対
  • 非破壊検査
  • ゼーベック効果
  • 温度センサー