(掲載:, M.P.
更新:, M.P.)
画像は、左からUSB2.0、USBマイクロ、USB3.0、type-Cケーブルを撮影したものです。USB規格で制定されているコネクタ形状としては、type-A、Micro-B、type-A、type-Cになります。バスの数はそれぞれ4、4、6、6本あることが確認できます。コネクタは、type-A、type-C、Micro-Bの順で大きいことがわかります。type-Cは、コネクタに基板が入っていることも確認できます。
Type-CケーブルのCTスキャン画像(VR画像)
Type-Cケーブルを更に詳しく観察するため、X線CT解析を実施しました。以下画像は取得したデータから任意の箇所を選択・スライスしたVR画像です。基板部分がよく見えるようには縦方向にスライスした画像、中身の電子部品のつまり具合が見えるように真ん中で横方向にスライスした画像、ケーブル部分をスライスした画像です。
縦断面
横断面
ケーブル
立体像
コネクタ内部の複雑な構造や、精密に配置された端子や部品を、あらゆる角度から立体的に観察できます。肉眼では見ることのできない内部構造を、360度回転させながら可視化することで、X線CT装置の高い解析力と可視化技術の有用性を実感していただけます。
| 焦点サイズ | マイクロフォーカス |
|---|---|
| 管電圧 | 130kV |