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X線撮影では知ることのできない
立体情報を手軽に撮影可能

[CTソフトウェア]

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CTスキャナ用のソフトウェアには、高解像度3D画像を生成する為の高度な画像処理および分析機能が搭載されています。

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CT機能のメリット

  • 非破壊検査：対象物を分解せずに内部構造を可視化
  • 高解像度イメージング：繊細な点まで捉える能力
  • 3Dモデリング：立体的な画像でより深い分析が可能
  • 多様な材料適用性：異なる密度や成分の材料に適用可能
  • 迅速なデータ取得：スキャン時間短縮による効率的な検査
  • 高精度な計算：寸法などの正確な測定を実現

いろいろとメリットのあるCTですが、綺麗な撮影には経験が必要です。
松定プレシジョンでは、長年の経験でお客様のCT撮影をサポートすることができます。

Computed tomography basics | Matsusada Precision

CTの原理

CTの撮影では、撮影したい試料の回転中心とX線カメラ中心の関係から、ノーマルスキャンとオフセットスキャンに分けられます。ノーマルスキャンは、試料が小さい場合は問題なく撮影できますが、試料のX線透過像の幅がX線カメラの幅よりも大きい場合は複数回に分けてCT撮影をする必要があります。オフセットスキャンは、CT撮影時にX線カメラの中心を試料の回転中心から移動して撮影するため、広範囲のCT画像を一度で取得することが可能です。

ノーマルスキャンとオフセットスキャンの違い

CTの撮影では、撮影したい試料の回転中心とX線カメラ中心の関係から、ノーマルスキャンとオフセットスキャンに分けられます。ノーマルスキャンは、試料が小さい場合は問題なく撮影できますが、試料のX線透過像の幅がX線カメラの幅よりも大きい場合は複数回に分けてCT撮影をする必要があります。オフセットスキャンは、CT撮影時にX線カメラの中心を試料の回転中心から移動して撮影するため、広範囲のCT画像を一度で取得することが可能です。

ノーマルスキャンの最大撮影領域
Maximum imaging area for normal scan | Matsusada Precision
オフセットスキャンの最大撮影領域
Maximum imaging area for offset scan | Matsusada Precision

ラインナップ

オプション名 -CTN -CTDa -CTM -CTDaX
スキャン ノーマルスキャン ○ ○ ○ ○
ハーフスキャン ○ ○ ○ ○
オフセットスキャン ○ ○ ○ ○
再構成 ノイズ低減 ○ ○ ○ ○
リングアーチファクト低減 － ○ － ○
金属アーチファクト － ○ － ○
ビームハードニングの低減 － ○ － ○
簡易解析 2D 2D任意断層表示 ○ ○ ○ ○
MPR表示 ○ ○ ○ ○
3D 3D任意断面表示 － ○ ○ ○
ボリュームレンタリング － ○ ○ ○
計測 寸法（距離）測定 ○ ○ ○ ○
確度計測 － ○ － ○
2D・3D内径計測 － ○ － ○
3Dフィッティング － ○ － ○
3D粒子解析 － ○ － ○
ドローイング － ○ － ○
DICOM形式の保存 － ○ － ○
3DCT解析
ソフトウェア		 可視化
関心領域(ROI)		 可視化 － ○ ○ ○
ROI作成・編集 － ○ － ○
体積・表面積測定 － ○ － ○
解析機能標準 グレイバリュー解析 － － － ○
データ品質解析 － － － ○
任意オブジェクト分離 － － － ○
読み込み STL － ○ ○ －
Point Cloud － － － ○
CT画像 － ○ ○ ○
VOL － ○ － －
VGL － － ○ ○
VGARCHIVE － － ○ ○
MVGL － － ○ ○
STEP/IGES(標準機能) － － － ○
統合メッシュ － － － ○
書き出し 画像保存 ○ ○ ○ ○
２D断面ムービー － ○ ○ ○
解析レポート － － ○ ○
画像(raw、ImageStack等) － － ○ ○
Q-DASファイル － － ○ ○
CAD(.stp) 3D ムービー － － － ○
3Dムービー － ○ ○ ○
変換 ＆ 書出 STL変換 ○ － － －
サーフェスメッシュ(STL)変換 － － － ○
ボリュームメッシュ(四面体) － － － ○
リバースエンジニアリング(CAD変換) － － － ○
その他 CAE連携、マクロ/バッチ － － － ○
フィルタ/
画像のマージ		 高度な画像のマージ － － － ○
ガウス・適用型ガウス － － － ○
メディアン － － － ○
FIB/SEM補正 － － － ○

*precision CT9600 has the -CTDa feature as standard, and selectable -CTDaX as an option.

再構成

360度(または180度)全方向から撮影したX線透過画像から断面画像を得る機能です。この機能により、対象物を切らずに断面を観察することが可能となり、非破壊での検査や品質保証に役立ちます。再構成された断面画像を基に生成した3Dモデルは、対象物をあらゆる方向から内部を立体的に観察したり、3Dモデルの任意断面を表示することができます。

リングアーチファクト低減

二次元のスライス画像に発生するリング状のノイズ（リングアーチファクト）をフィルタ処理で軽減することができます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
Before processing | Matsusada Precision After processing | Matsusada Precision

金属アーチファクト低減

金属を含んだ試料に発生するノイズ（金属アーチファクト/メタルアーチファクト）を低減させる機能です。金属アーチファクトが低減した断面画像にて構造解析や内部観察が可能です。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
Before processing | Matsusada Precision After processing | Matsusada Precision

2D表示

example of a capacitor (size approximately 0.24inches (6 mm) in diameter, 0.39inches (10 mm) in height | Matsusada Precision

たとえば、直径約6mm、高さ約10mmのコンデンサを下記のように観察できます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX

任意断層画像表示

任意の位置の断面画像を表示できます。

Arbitrary tomographic images | Matsusada Precision

MPR（multi planar reconstructions）表示

3次元ボリュームデータの３方向からの断面画像を表示します。

Multi Planar Reconstructions (MPR) | Matsusada Precision

3D表示

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX

3D画像任意断面表示

ボリュームレンダリングされた3D画像の任意断面を表示することができます。

3D arbitrary tomographic images | Matsusada Precision

ボリュームレンダリング

XYZ全ての情報を併せ持ったボクセルデータから画像を生成して表示します。また視点を変えることにより全ての方向から見た画像を表示することができます。

Volume rendering | Matsusada Precision

解析機能

寸法測定

二次元画像上で指定した間の寸法測定ができます。その測定結果は三次元画像にも反映されます。(-CTNは二次元画像のみ可能)

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
Dimension measurement | Matsusada Precision
二次元画像
Dimension measurement | Matsusada Precision
三次元画像

最短距離測定

二次元画像上で最短・最長距離測定ができます。マウスドラッグで指定した範囲内を自動で計測し、最短部分と最長部分の寸法を表示します。その測定結果は三次元画像にも反映されます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
Shortest distance measurement (2D image) | Matsusada Precision
二次元画像
Shortest distance measurement (3D image) | Matsusada Precision
三次元画像

体積・表面積測定

読み込んだ三次元画像の体積や表面積を測定することができます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
寸法測定 | Matsusada Precision

任意オブジェクト分離

画像中の一部分を任意に抽出し、色をつけたり分離することができます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
Arbitrary object separation | Matsusada Precision

STLファイル出力

三次元画像の表面形状を多角形に近似して、点群ファイル（STL形式）として出力できます。

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
CAD data output | Matsusada Precision

解析オプション追加機能

  • -CTN
  • -CTDa
  • -CTM
  • -CTDaX
再構成およびデータ品質解析
  • CT再構成
  • データ 品質解析 (ASTM E1441/ASTM E1695)
面の定義
  • Iso50面定義
  • 拡張面定義（局所適応）
  • マルチマテリアル面定義（局所適応）
  • 開始外形としてのCAD、メッシュ、ROI利用
  • CTボリュームからサーフェスメッシュに変換
CADインポート
  • CADインポート（STEP、IGES）
  • CADインポート（ネイティブフォーマット）
  • CADインポート（ネイティブフォーマット）、PMI付き
GD&T
  • 位置合わせ
  • 設計値／実測値比較
  • 幾何寸法および幾何公差（GD&T）
  • GD&T計測計画のコピーアンドペースト
  • 肉厚解析
リバースエンジニアリング
  • ジオメトリ補正
  • リバースエンジニアリング
マテリアル解析
  • 欠陥解析（3D acc. ～ BDG P 203）
  • 欠陥解析（2D acc. ～ BDG P 202）
  • 介在物解析
  • 繊維配向解析
  • フォーム/パウダー解析
  • ボリューム相関
ボリュームメッシュとシミュレーション
  • ボリュームメッシュ
  • メカニカルシミュレーション
  • 移動現象シミュレーション

GD&T機能（幾何公差）

3D解析データを用いて、サンプルの形状・成形時の異物・巣などの接触式測定器具では確認できない箇所を測定することが可能です。偏差・欠陥箇所の可視化によりサンプルの検査がスムーズに行えます。鋳型の設計・製造時の鋳巣の検査などに活用されています。

設計値/実測値比較

CTデータ（実測値）と、CADデータ（設計値）を比較することで形状の差異を可視化します。偏差は色により識別できます。

CAD data | Matsusada Precision
CADデータ
Comparison of design values and actual measured values | Matsusada Precision
設計時/実測値比較

肉厚解析

CADデータとCTデータから肉厚の解析、設計値に対する誤差を可視化します。誤差は色により識別できます。

Wall thickness analysis | Matsusada Precision

肉厚解析（2D表記

撮影した断面画像の金属アーティファクトを低減させる機能です。構造解析や内部観察がスムーズになります。

Wall thickness analysis (2D-display) | Matsusada Precision

マテリアル解析

欠陥解析

サンプル内の欠陥箇所の正確な位置・サイズを知ることができます。また、サンプルの体積に対する欠陥の割合を算出できます。その他、様々な項目に対応します。

  • 直径(外接球)
  • 体積
  • 表面積
  • 位置XYZ
  • 稠密度
  • 球形度
  • 間隔(欠陥同士の間隔)
  • 投影サイズXYZ
3D display of X-ray images | Matsusada Precision
X線3D表示
Defect analysis | Matsusada Precision
欠陥解析

サンプル画像

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ダウンロードできない場合、以下の方法をお試しください。

  1. Ctrl+F5を押下し、WEBブラウザのキャッシュをクリアして、お試しください。
  2. WEBブラウザを再起動のうえ再ログインして、お試しください。
  3. ご利用のWEBブラウザを変更して、お試しください。
  4. パソコンを再起動し、再度お試しください。
  5. 別のパソコンで、再度お試しください。

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