precision μB4500は、卓上横照射型のX線CTスキャン装置です。コンパクトでありながら、高解像度の3D-CTスキャンデータを高倍率で生成します。液体や粉末を含む試料でもステージに置くだけで安定して観察でき、多様な材料サンプルの評価に活用できます。
液体や粉末の入った試料もターンテーブルに置くだけ
一般的なX線検査装置(縦照射型)では撮影が困難な試料の観察やCT撮影に適した横照射型
一般的な縦照射型のX線装置ではうまく撮影することができなかった液体や粉末の入った試料も、横照射型ならステージに置くだけで簡単に観察できます。
CT撮影中に試料が動くと、きれいなCT画像を取得できませんが、横照射型であれば縦照射型より安定して撮影することができます。
ノイズの少ない美しいCT画像
X線の透過量の違う材質が混在した試料でもアーチファクト低減機能により美しい画像が取得可能
従来のCT撮影機能では樹脂のような透過しやすい材料と金属のような透過しにくい材料が混在した試料では、きれいなCT画像が取得できませんでした。
precision μB4500はこれまでの卓上型には無かったアーチファクト低減機能付きソフトウェアを搭載。卓上装置でありながらアーチファクトの少ないCT画像が取得可能になりました。
コンパクトボディなのに大きな試料にも対応
装置の天板の一部が開閉するため高さのある試料でもスムーズな出し入れが可能
本体サイズがわずかW:570×D:655×H:625 mmのコンパクトボディながら、Ø:120×H:175 mmまでの大きな試料にも対応。
天板の一部が開閉するため、高さのある試料でも出し入れがスムーズに行えます。試料サイズの制限で仕方なく大型装置を検討していた方や、手狭なオフィス、スペースの確保の難しい工場や研究室などにも設置できる1台です。
装置サイズ W:570×D:665×H:625 mm
CT最大撮影領域 φ:120 mm
搭載可能な試料サイズ φ:120×H:175 mm
業界最高クラスの高分解能カメラを搭載、広視野で高倍率の撮影が可能
300万画素カメラを標準搭載し、オプションで600万画素カメラにも対応
卓上型で最高クラスの300万画素フラットパネルディテクター(FPD)(※オプションで600万画素も選択可能)を搭載し、広視野での撮影も高倍率での撮影も思いのままです。
最大検査視野はX:70.6×Y:39.8 mm(CT最大撮影領域φ110×H25 mm)を実現。今まで一視野で収まらなかった試料も撮影できるようになりました。
最大検査視野 X:70.6×Y:39.8 mm
CT最大撮影領域 φ:110×H:25 mm ※オフセットスキャン使用時
横照射型のメリット
横照射型は試料を立てた状態でX線・CT撮影を行います。試料を回転させる際、重力により回転軸がブレることが無いため、CT撮影に適した照射方法と言えます。
ダウンロード
ダウンロードできない場合の解決方法
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precision μB4500カタログ
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